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ニセ「有機食品」はこうして見破れ。 大商社が大量に輸入する 「有機」の実態とは!……山田博士の「いのち運転“即実践”マニュアル」第15話



ニセ「有機食品」はこうして見破れ。

大商社が大量に輸入する
「有機」の実態とは!

~この「有機登録認定機関」に、あなたは
 騙(だま)されてはいませんか~

 ★「いのち運転“即実践”マニュアル」第15話★






やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
                              
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空にのんびりと旅をする雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





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       今回、ご紹介する作品は、下記のとおりです

     ~どの作品も、ご家族を「全力で」守ります~

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       今回提供する「作品」のその中身とは。
             ↓  ↓  ↓
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 ★ニセ「有機食品」はこうして見破れ。大商社が大量に輸入する
          「有機」の実態とは!

 ~この「有機登録認定機関」に、あなたは騙されてはいませんか~

     (「いのち運転“即実践”マニュアル」第15話)

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こんにちは。
山田博士です。

最近は、外国、とくに中国産の食品などの汚染問題のためか、どの
かたも、なんとなく「国産の農産物や食品なら大丈夫」……と思っ
ていらっしゃるかたも多いようです。

ふふふ、甘い、甘い……(笑)。

もちろん、ぼくも日本の農業を発展させたいし、なるべくなら国産
ものを食べたいのは、当然です。

だけど、どの国にもあまざまな企業があり、「良からぬことを企ん
でいる」のは事実。

これは、資本主義社会の中で生き残らなくてはならないため、少し
でもコストを下げたいという思惑がどの企業にもありますから、あ
る意味、仕方ないことなのですが、コト「有機」という言葉を使っ
ての方法には、とうてい承服しがたいものがあるんですね。

どんなものでも「有機」というなら大丈夫。
そして、「有機」という名前のついた組織が認定しているなら大丈夫。

そう思っているかたも多いため、今回の作品をどうぞご活用下さい。

もちろん、ここで述べたものは、ほんの氷山の一角かもしれません。
でも、この作品をきっかけに、周囲のさまざまなことに興味を持っ
ていただければなと、思っています。

ましてや、外国での「有機」の実態。

それらをお知りになれば、ますます目の届かない場所での「有機」
を求めることがどういうことなのか。
きっと、ご理解になるはず。

そうそう、皆さん想像もできないでしょうが、昔は、有機なんて言
葉を出せば、笑われたものなんですぞ。

ぼくが取材した農林省(当時の名称)の役人など、本当に冷たい目
で、当時まだ若かったぼくを見て笑っていましたモン。

でもいま、流通段階でそれらを台無しにさせる行為も横行しています。
せっかくの有機栽培が、逆効果になっている例も少なくありません。
とくに大商社たちの行為。

そして、ニセの「有機登録認定機関」などがたくさんある事実。

そこで、消費者にとっても、生産者にとっても、販売者にとっても、
ぜひ知っておいてほしいこと。
それらを、この作品で述べてみることにしました。


             ★ ★ ★


そして、ふだん、高価な「有機食品」を求めていらっしゃる皆さんに、
本当の「有機食品」について、ぜひ、いまお話ししておきたいと思
ったのです。

この作品で、アメリカやヨーロッパでの「有機農業」や「有機食
品」がどうなっているのか、ぜひお知り下さい。

そして、いまの日本でのニセ「有機食品」の広がりについて、しっ
かりと頭に入れておいて下さい。

大商社が暗躍して、アメリカなどからの「有機食品」を大量に輸入
しておりますが、その実態はどうなっているのか。
とくにアメリカでの「有機」という認識は、かなりズレていること
など、きっと驚かれることでしょう。

そしてこれらを知ることが、ぼくたち自身が、日本人による日本人
のための農業を絶対に壊(こわ)してはならないことを再認識する
一歩になると思っています。

下記で、この作品の「目次」と「本文の一部」を紹介しておきます。
ささささ、どうぞ。





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             ~目次~

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『ニセ「有機食品」はこうして見破れ。大商社が大量に輸入する
         「有機」の実態とは!』


  はじめに

1.ふふふ、1980年ごろ、農林省(当時)の役人にぼくが取材
  したときのお話を少し……

2.大商社が宣伝する「有機食品」とは何だろう。残留農薬漬けの
  農産物を大量に輸入している彼らの言う「有機」とは……

3.西武デパートで販売されていた「有機」の輸入大豆製品すべて
  から、有機リン系農薬が検出されていた!

4.アメリカの「有機」の認識は常識とはかなりズレていることも
  知っておこう。こんな「有機食品」を日本の商社が輸入してい
  るとは……

5.「有機食品」の違反には、大きく分けて「3つ」ある。しかし
  その中でも一番問題なのが……

6.現在、日本国内には60数カ所の「有機登録認定機関」がある
  が、じつはその内容に大きな温度差があることをぜひ知ってほ
  しい

7.過去、農水省から業務命令を受けた「有機登録認定機関」の名
  前とは

8.ヨーロッパ諸国では、肥料に使う家畜の糞尿や「遺組み」など
  をしっかり判断材料にして「有機」としている。しかし日本で
  は……

9.EUでは全農地面積の「4%」が有機農業となっている。日本
  ではわずか0.17%。この現状をどう見ればいいのか

10.こういう事態の中で、ぼくたちは今後、どう動くべきなのか。
  何を目安に「有機食品」や「有機農産物」を選べばいいのだろ
  う





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         ★内容の一部を、どうぞ、ご覧下さい!★

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              (前略)


ところで、この「有機食品」についてお話しする前に、皆さんがき
っと驚かれることを、少々お話ししておきましょう。
ちょっと、聞いておいて下さい。

WTO(世界貿易機関。自由貿易促進を主たる目的として創設され
た国際機関)の協定にある「衛生・植物の検疫に関する協定」に基
づいて、日本政府は、日本での残留農薬基準をもの凄く緩(ゆる)
めてしまいました。

つまり、それまでの残留農薬の基準を、数倍から千倍ほどに薄めて
しまったのですね。

そもそも、それがいまの歪(ゆが)みの始まりだったとも言えるの
かもしれません。

その動きが、港湾や税関にもストレートに現れております。

輸入農産物の手続きがどんどん簡素化、簡略化され、検査をする人
手もいよいよ省かれ、輸入農産物や輸入食品の安全性は、まさに風
前の灯(ともしび)状態なんですね。

一度でも横浜港や神戸港に行かれれば、その事態がすぐ分かります。

ぼくたち国民にとっては、これら残留農薬の有無が一番の関心事じ
ゃありませんか。

ところが大商社、そしてその尖兵(せんぺい)としてのマスコミた
ちは、外国の、とくにアメリカの「有機食品」がいかにも日本の農
産物より安全で安価であるかのように吹聴しております。
違いますか。

デパートやスーパーに行ってご覧なさい。
なんとも、安価な「有機食品」が並んでおります。

でもそこには、一番必要な「安心、安全」が抜けているわけなんで
すね。
そんなことを知らぬ消費者は、この「有機食品」という表示だけで、
少しぐらいほかのものより高くても、財布のヒモを緩(ゆる)める
という塩梅(あんばい)。

こんなこと、許されますか。

残留農薬いっぱいの農産物を輸入している大商社が、「オーガニッ
ク食品」、「有機食品」などを取り扱うのは、ほとんどの日本の国
民がそれらを望んでいるからなんですね。

それらは各種の調査を見ても分かります。

まあ、普通に考えれば、わざわざ化学肥料や農薬まみれの農産物を
好むかたは、いらっしゃらないことでしょう。

そこに目を付けた大商社が、この「有機食品」を今後の大きなター
ゲットにしているわけなんです。


              (中略)


とくに、アメリカとの認識は、かなりズレているように思えます。

というのは、「地力」という言葉が、外国にはないことも一つかも
しれません。
アメリカのOCIAという「認定機関」やコーデックス委員会の有
機農産物認証基準のどこにも、その言葉はないんですね。

そして彼らに言わせると、砂漠地帯や半乾燥地帯のほうが有機栽培
がしやすいと。

なぜなら、虫も出てこないし、藁(わら)なども腐らず、そういう
ところのほうが有機栽培が楽だと。

なんか、笑えませんか。
腐食ができないところで有機栽培ができますか。

そんなところには微生物もいないでしょうし、有機質の肥料をまい
ても、分解もされないでしょう。
でも、彼らは、そういうところが有機栽培に適していると言うわけ
ですね。

そんな国から、商社が「有機農産物」と称して、堂々と輸入している。

そして、多くの人たちが、それらを喜々として、高価なお金を払っ
て購入しているわけなんですね。


              (後略)


★いかがですか。
 なかなか「面白い」でしょう。

 肝腎なところは、上記には載っておりません。

 でも、多くのかたが、以上のような内容の「有機食品」に飛びつ
 いていらっしゃるのを傍(そば)で見ているのはかなり辛いもの
 があります。

 ぼくは、いま皆さんが「有機農業」なんて口に出す前の30数年
 前から、本当の「有機農業」を進めて来たつもりです。

 だから、そのころに、小冊子&CD-ROM版「暮しの赤信号」
 の第14号~第16号の中で、「有機農業」などについて詳しく
 述べました。お持ちのかた、どうぞ、ご覧下さい。

 まだ世間では、ほとんどのかたが「有機」という言葉さえ口に出
 していなかったころの話です。

 でも、それがいま、大商社により、こんな事態になっていることに、
 大きな危惧を感じています。
 まさしく曲がり角なんですね。

 ぜひ、皆さんの力で、元の本来の動きを加速させて下さい。
 日本の農業を守るために。
  お願いします。





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         ●簡単な内容ですが、一生、役立ちます!


      「いのち運転“即実践”マニュアル」第15話
                 (全32頁)






  連絡、お待ちしています。


  お元気で。